パパの無人島サバイバル~第1話:遭難・磁石釣り~
マイクラにハマっている息子に
無人島で何もないところから色々
作っていく話を考えました。
1話では、漂流して飲める水を見つけ
磁石釣りをしました。
一日目
昔、パパは船に乗って旅行をしたことがあるんだけど、 その途中で大きな嵐に巻き込まれたんだ。 風は容赦なく吹き荒れ、雨は激しく叩きつける。 船は大きく揺れ、気がつくと体が宙に投げ出されていた——。
じゃぶん!
冷たい海水に飲み込まれ、必死で浮かび上がろうとする。 波に流され、どれくらいの時間が経ったのかもわからない。
気づけば、パパは砂浜に横たわっていた。 潮の香りと、近くで響く波の音。 ゆっくりと顔を上げると、目の前には見たことのない美しい光景が広がっていた。
青く透き通る海がどこまでも続き、波は白い砂浜をやさしく撫でている。 澄み渡った空には、南国の太陽がまぶしく輝き、島全体を温かく包み込んでいた。 ヤシの木々が風に揺れ、その葉がさらさらと心地よい音を立てる。
無人島??
息子:宮古島だ!
パパ:雰囲気が近いと思う
ゆっくりと体を起こし、砂浜に手をつく。 さらさらとした細かい砂が指の間を滑り、太陽に温められた心地よいぬくもりが広がる。
パパはまず、周りの様子を確認することから始めた。
浜辺の近くにはココナッツの木が並び、青々とした実が太陽に照らされて輝いている。 奥へ進むと、緑豊かな森が広がり、色とりどりの鳥たちが木々の間を飛び交っている。
眠れる場所や飲み水、食べられるものを探さなきゃ……。
ほかに誰かが流れ着いていないか、何か役に立つものがないか探してみたけれど、近くには何も見当たらなかった。
海岸沿いを歩いていると、どこからか小川のせせらぎが聞こえてきた。 さらに進むと、やがて滝の音が大きくなり、目の前に現れたのは、岩肌を滑り落ちる清らかな水だった。
「やった、水だ!」
パパは滝の近くの小川にしゃがみこみ、両手ですくって飲んでみる。
美味しい! これで飲み水の心配はなさそうだ。
さらに近くを探してみると、小さな窪みを見つけた。 動物の気配もなく、ここなら安心して眠れそうだ。
夜になると、波の音が心地よく響き、空には無数の星が瞬いていた。 月の光が静かな海を照らし、その光は銀色の道となってどこまでも続いているように見えた。
ここは、本当に誰も住んでいない無人島なのだろうか……。
こうして、一日目はなんとか乗り切った。
二日目
朝日が差し込み、鳥のさえずりが聞こえてくる。
パパは、最初に流れ着いた場所にもう一度行き、何か役に立ちそうなものがないか探した。
砂浜を歩いていると、波打ち際に転がる船の一部が目に入った。 さらに、そのそばには—— あっ、糸がある! 細くて透明な糸だ。そしてもう一つ、磁石も見つけた!
パパは細い枝を拾い、糸をしっかりと結び、その先に磁石を取り付けた。
「よし、これで金属が見つかるかもしれない……!」
こうして、磁石の竿を使い、周囲に何か役立つものがないか探し始めたんだ。
パパ:何が釣れたと思う
息子:ナイフ、釣り針、空き缶、クリップ
息子:フライパン、釘
パパ:パパが流れ着いたのはどんなところ
息子:南の島、白い砂浜、熱帯、ココナッツ
息子がどハマりしているSwitchのマインクラフト